FC2ブログ
topimage

2021-01

業者同士の話 - 2020.11.19 Thu

先日、古美術商Sさんの所にお邪魔しました。

Sさんの所には、よく別の業者が顔を出しに来ます。

私が、居た時も、2人の業者が遊びに来ていて、業界の話をしていました。

やはり、最近は、古美術品は、なかなか買う人がおらず、
業者によっては、買取をしなくなっている業者も出てきているそうです。

買い戻しても、売った時より高くは売れないので、断るとか。

でも、そんな事をしてしまうと、ますますコレクターは、
買い控えて、業界自体が先細りするのだと思います。。。

古美術がなかなかうまく行かない中、話題の中心は、現代アート。

そちらの方が、儲かるそうです。

古美術商も商売なので、良いか悪いではなく、儲かるからやると話していました。


ちなみに、私が、やはりプロだなと思ったのは、

Sさんが、知り合いの業者に「これどう思う?」と写真を見せていました。

その知り合いの業者は、その分野の専門家ではないそうなのですが、
「うーーん。。あまり顔に力がない。気が抜けていると。」と。

贋作だとは、明言していませんでしたが、贋作だと思っているようでした。

すると、Sさん。

「実は、これ、2年前にも、別の業者から写真が送られてきたもの。
その時には、古色がついていなかったのに、今回は、古色がついている。
普通考えると、逆でしょう。おそらく、その業者、2年前に、俺の所に
写真を送ったことを忘れて、また写真を送ってきたんだ。」

と。

古美術商のSさんは、こうやって、知り合いの業者の力量を図っているんですね。
(私も、少し前、これに値段つけるとしたら、いくらつけると、テストされました。)


別の業者は、手に入れたばかりの物を見せていました。

別の業者から仕入れたものだそうですが、宋時代の壺。

良い物だと、褒めていました。
(私には、焼き物の良さが分からないので、そうなのか?と思う程度でしたが。。)

業者の中に、色々と面白いものを集める目利きである一方、
何度も大物を取り逃している人がいるそうです。


別の業者が、その人に書画を8000円で買わないかと持ちかけたそうですが、
「こんな汚いものいるか。」と断ったそうです。

でも、その書画、実は、中国の有名な書画だったらしく、断られた
業者が、業者市に出した所、1億6000万円の値が付いたとか。


私が、蒐集しているガンダーラの分野ではそれは難しいですが、
骨董でも特定の分野では、そういうお宝がまだまだあるそうです。


「俺らの世界は、ギャンブルみたいなものだからな。」と話していました。


やはり、プロと素人コレクターでは、全然、違うんだなと思う日でした。



この記事が面白かったらクリックしよろしくお願いします。
↓↓
ランキング猫

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


骨董好きな人のためのサイト(と掲示板)を作ってみました。
↓↓
イケてる骨董

関連記事
スポンサーサイト



このエントリーをはてなブックマークに追加

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

目利きになるため。その1(自分の中での基準) «  | BLOG TOP |  » 安宅コレクション。名品を手に入れるための3つの要素+運

プロフィール

tomotopus2

Author:tomotopus2
骨董にはまった駆け出しコレクターが、骨董に関するあれこれからコレクションの収集までの悪戦苦闘の日々を綴ります。

イケてる骨董プロジェクト

イケてる骨董
↑↑
めくるめく骨董の世界へようこそ!骨董好きな方のためにサイトを作ってみました。

最新記事

カテゴリ

骨董コレクターへの第一歩 (134)
骨董ジャンル (72)
ガンダーラ美術(ヘレニズム) (28)
現代アート (13)
日本美術、民藝 (17)
コレクション (14)
骨董・アート関連書籍(書評) (36)
美術館、骨董市、展示会、オークション、古美術商情報 (31)
歴史ネタ (15)
海外放浪記 (45)
カンボジア旅行記 (9)
イラン旅行記 (7)
フランス・スイス旅行記 (11)
中国・台湾旅行記 (2)
ミャンマー旅行記 (8)
イタリア(西方)見聞録 (5)
国内旅行 (5)
徒然なるままに(日常ネタ) (64)
自己紹介 (2)
人生でやるべきリスト (2)

最新コメント

問い合わせ (Contact)

名前 (Name):
メール (Mail):
件名 (Title):
本文:

検索フォーム

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

PVアクセスランキング にほんブログ村