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2021-01

骨董品にスポットライトが当たる日。 - 2020.11.09 Mon

週末に、明治、大正、昭和期の大実業家が、
蒐集した美術品のコレクションの図録を読みました。


江戸時代は、大名家の蒐集品であったものが、明治維新以降、
また、廃仏毀釈などで、数多くの品が世に出てくることになりました。

下手をすれば、海外に日本美術が流出する危機でしたが、
原三渓、益田鈍翁、根津嘉一郎、岩崎弥太郎、三井高保など
数々の当時の数寄者が蒐集した結果、日本に残る結果になりました。


同時期に、大実業家が蒐集品を競い合う、なんとも豪快な時代だったのだと思います。


そして、時代は、流れ、かつてのような大実業家がいなく、寂しい時代になりました。

蒐集家も減ったので、古美術業界は斜陽産業とも言われています。

でも、果たして本当にそうなのか?

私的には、古美術品にスポットライトが当てられる日が来ると思っています。

人の考えなんて、意外に変わりやすいもの。

ほんの7年くらい前までは、インバウンドビジネスという言葉はなく、
外国人をターゲットにしたビジネスは、ほとんどありませんでした。

それが、外国人観光客の増加に伴い、「民泊」「爆買」という言葉が生まれ、
あれよあれよ言う間に、外国人向けのビジネスが拡大しました。


京都の街も、10年くらい前までは、古い町家などは評価されていませんでしたが、
徐々に、古い建築が評価されるようになり高値で取引をされるようにもなりました。

去年までは、京都の街は、ホテル建造ブームで、バブル状態でした。

それが、今年になり、コロナがやってきて、その状況も一変しました。

こんな感じで、潮目が変われば、あっという間に変わる。
今は、評価されてなくても、そんな遠くない日に、骨董品も再評価されるはず。



一方、骨董品、年々、良品が減ってきているように思います。

なぜなら、骨董品は、新しく生み出されるわけではなく、減っていく一方です。
(価値が分からず、廃棄されるか、海外に流出するか、博物館に収まるか。)

実際、古美術商の人も、年々、仕入れが難しくなった。
昔は、安くて良いものがたくさんあったが、最近は、なかなかない。


というのをよく話しています。

再び、古美術品にスポットライトが当たる前に、わずかに
残っている良品を手に入れていくのもありかもしれません。


と、こんな風に、骨董収集する理由を考え、自己正当化しています。(笑)

でも、こんな時代だからこそ、今が、チャンスなのかもしれません。

かつては、浮世絵が、二束三文で売られていた時代もありました。
10年後、骨董品が高くて買えなくなる日が来ているかもしれませんよ!


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