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2017-10

ガンダーラの贋作の見分け方。 - 2017.04.01 Sat

業者の方に、聞いたガンダーラの贋作の見分け方。

1:本物は、パティナがしっかりとついている。


パティナとは、 古艶(patina)のことで、ガンダーラで言うと、彫刻についている土だとのこと。
普通、ガンダーラの彫刻などは、土の中に埋まっているケースが多いらしくて、
長年、土に埋まっていると、パティナ(土の塊)が彫刻にこびりつくそうです。

ガンダーラ

これは洗っても、取れないらしく、簡単に取れるようだと偽物の可能性が高いとのこと。

ただし、近年、このパティナもしっかりとつける贋作技術があり、
特殊は溶液で洗うとすぐに取れるので、注意が必要だとか。
水をつけた時、土の臭いがするのは、本物の証拠。


2:彫刻の後ろの削り跡がしっかりとあること。

ガンダーラ2

私は、この削られて跡、てっきり、盗掘や壁から剥がされる時についたものだと思ってましたが、
古美術商の人が言うには、これは、当時、素材の岩を山から切り出す際についたものだとのことでした。


だから、この部分が、新しかったりすると、贋作だと考えないといけないそうです。


古美術商のSさん曰く、最近は、なかなか良い出物が少なくなってきた上、
贋作技術が向上し、業者でさえも、本物と見分けがつかないものも多くなっていると言います。


専門の業者でさえそうなので、ガンダーラを専門にしていない古美術商だと、
本物だと思い、売っているケースもあるので、注意が必要だそうです。


また、ガンダーラのものだけでなく、中国物もやはり偽物が多いそうです。

知り合いのHさん曰く、ある業者が、本物だと思い中国美術を買い集め、
自慢しているのだそうですが、Hさんから言わせると、すべて偽物だとか。。

古美術に贋作は付き物で、なおかつ、品薄の状態。
だからこそ、最近は、現代アートを収集する人が増えているとか。


贋作があまり出回っていなかった数十年前ならいざしらず、
今、質の良い本物の古美術を収集するのは、大変だなと思いました。

これが、10年後、20年後になるともっと大変になりそうです。
(贋作技術の向上で見分けるのは、ほぼ無理。。。だから、買うなら今のうちかもしれません。)

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