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2017-10

新たなコレクションを購入しました。ヘラクレス青銅像(ヘレニズム時代) - 2016.07.01 Fri

先日、新たにコレクションに加えた一品。


ヘラクレス青銅像
ヘレニズム時代(紀元1世紀)のヘラクレスの青銅像

私が、収集したいと思っているガンダーラとは少々ずれますが、
それでも、東西の文化融合の時代のヘレニズム文化のものです。


ペルシャやガンダーラではなく、地中海沿岸というのが残念ですが、
凛々しい格好に筋肉ムキムキと言うより、ぷっくりした姿は、それはそれでいい感じです。


ヘラクレスは、ヘレニズム時代、最も好まれた像だそうです。



この品は、ある古美術商Kさんから手に入れました。


Kさんは、業者の競りで競り落としたらしく、元々は、コレクターの持ち物らしいです。


また、このヘラクレス像は、オリエント美術館監修の本に載っている所載品。

ペルシャのきらめき

ペルシャのきらめき(所載品)

所載品は、通常の古美術品と違い由来がしっかりしているため、その分、値段も高いのだとか。。


ちなみに、今回、初めて青銅像を購入しました。

そこで、少し、青銅像に関して勉強してみました。

青銅とは、銅Cu を主成分としてスズSn を含む合金。

一般にいう青銅色は彩度の低い緑色ですが、本来の青銅は光沢ある金属で、
その色は添加物の量によって様々であるそうです(例えば黄金色など)。

硬度は錫の添加量が多いほど上がるが、それにともなってもろくもなるので、
青銅器時代の青銅製の刀剣は黄金色程度の色彩の青銅が多く使われる。


しかし、青銅は大気中で徐々に酸化されて表面に炭酸塩を生じながら緑青となる。
そのため、年月を経た青銅器はくすんだ青緑色、つまり前述の青銅色になる。


紀元前5世紀前後のクラッシック期の古代ギリシャでは、建築物に付随する
彫刻を除けば、彫刻作品の中心はあくまでもブロンズ彫刻だったというのです。


そして、そのブロンズ彫刻の大部分は、古代ギリシア世界の衰退とともに、
ローマなどに略奪されて散逸して失われてしまったそうです。



また、当時、作成されたものが、溶かされ、
再利用されることもあったらしく、現存数は結構少ないようです。



博物館などで見かける青銅像の一級品は、1900年代に沈没船から
見つかったものが多いのもそのためなのかもしれません。

エヴィア島アルテミシオンの沖で発見されたブロンズ像
エヴィア島アルテミシオンの沖で発見されたブロンズ像(アテネ国立博物館)

そして、このような像は、コレクターこそ少ないものの、熱狂的なコレクターもあり、
一度、コレクションされるとなかなか表に出てこないそうだそうです。



個人的には、青銅像より、石像がメインだと思ってましたが、その逆には、ちょっとびっくり。


新たに、私のコレクションに加える事ができたヘラクレス像に感謝するとともに、
今の私には、少し高い買い物でしたので、より一層、仕事に精を出し頑張らないと!!


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● COMMENT ●

展覧会を見ました

はじめてコメント入れさせていただきます。素晴らしいヘラクレス像を手に入れられましたね!
私は館林美術館で開催された「ペルシアのきらめき」展を見に行きました。図録も持っています。思わず手元の同ページを探してしまいました。本でも飽きないのに、実物を眺め続けられるのはコレクターの醍醐味ですね。羨ましいです!

Re: 展覧会を見ました

とここさん

このブログでの初コメントありがとうございます。実際に見られた方がいたのですね!
私も、収集を始めたのは、ここ最近の事ですが、探していけば、博物館に展示されたものでも手に入るのだなと思いました。
また、なかなか、骨とう品に関しての話ができる人がおらず、ブログを通じて、このような出会いもあるのだと思い、うれしく思います。私自身、まだ素人ですが、いろいろ勉強していき、また、収集していく予定です。今後とも、よろしくお願いします。

tomotopus2さん、私は骨董品はなかなか買うまでには至らず、敷居が高いと尻込みしてしまいますが、近いうちに行こうと思っています。博物館は良く行きますョ!
tomotopus2さんのブログ投稿を楽しみにしています。

Re: タイトルなし

とここさん

私も、最初は、買う気がありませんでしたが、なんだかんだ理由をつけて買ってみました。そして、そこからずるずると買っていくようになりました。(良いことか悪いことかは分かりません。(笑)

お金がかかるという大きな欠点がありますが、買ってみて初めて分かった良いことがあります。それは、購入後、じっくりと毎日観察することができることです。博物館では、こうはいきません。一度見て、終わりです。でも。自分で買ったものは、毎日、眺め、手に取り、新たな気づきや、時には、購入時、気づかなかった傷を見つけてしまったりと本当に勉強することができます。ですので、勉強代と思い、お金を投資することにしています。

自分が痛い思いをしないと、学ぶことができません。とここさんも、是非、もう一歩、踏み出すと、新たな世界が見えてくると思います。(と、ダークサイドに誘ってみました。。。。)

博物館の所蔵品は無くならないから安心して何度も見に行くことが出来ますが、古美術店の品は誰かの手に渡ってしまいますから、所有欲が生まれますね!ハマる前に頑張って働かなきゃ笑!

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