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2017-08

明治時代の偉大な骨董収集家達。(井上馨、鈍翁、藤田伝三郎) - 2017.08.30 Wed

今読んでいる本は、これ。


幻の五大美術館と明治の実業家たち (著:中野明)

明治時代の実業家が、どれだけ骨董にハマり、また、そのことが、
日本の美術品を海外に流出したのを防ぐことに貢献したかがよく分かります。

今では、彼らのような豪快な実業家が減り、小ぶりになってしまったかと思いますが、
彼らが骨董に魅了され、人間味溢れる書き方で書かれている良書だと思います!


この本を通じて、明治時代の大物政治家の井上馨が、大の骨董好きで、
良いものがあると、これ頂いていくと骨董品を勝手に持っていっていたので、
明治天皇からも、その行為をたしなめたそうです。

また、井上馨の影響で、千利休以来の大茶人と名高い鈍翁こと、
草創期の日本経済を動かし、三井財閥を支えた実業家の益田孝さんの逸話だとか、
藤田伝三郎、原富太郎、根津嘉一郎など近代日本の経済を動かした大物の話は、
非常に面白いです。


鈍翁
鈍翁こと益田孝

三井財閥を支えた益田孝(鈍翁)の年収が現在の貨幣価格で18億円程度あり、
それからすると1億円の買い物も難しくはなかったという具体的な話もあります。


当時は、国宝級の掛け軸が、1万円(現在の貨幣価値の1億円)で買える時代だったとか。


孔雀明王像

井上馨が所有し、鈍翁が手に入れたがったが、生糸王、原富太郎に持って行かれた
現在国宝の「孔雀明王像」
(詳細は、こちらで見れます。→ e-国宝


骨董の勉強をしはじめて、たまに鈍翁、鈍翁と名前を聞くことがありましたが、
実際にはよく知りませんでした。


鈍翁という名前は、彼が購入した茶器「鈍太郎」に由来していることや、
購入時の値切りがすごかったとか、美術品保管のためのシェルターを作っていたこと、
などなど、骨董好き魂が分かる話が盛り沢山です。


しかし、骨董好きなだけでなく、彼らが、今の日本を作り上げた立役者でもある事実。


今は、政治家にしても実業家にしても、収集家にしても、いなくなってしまったなという
寂しく思います。。。。。

骨董を愛し、同時に、経済にも貢献できるようになりたいものです。
(骨董収集=お金がかかる行為=仕事を頑張る=日本経済のプラス。)


骨董好きの方には、オススメの本ですので、読んでみてください♪

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骨董をコレクションし始めた結果。。 - 2017.08.27 Sun

もともと、骨董品収集を始めたのは、
仕事のストレスから開放されるためでした。

忙しく、ストレスをかけることがあり、何か癒やされるものが欲しく、
恐らく、絵でも、花でも、音楽でもなんでも良かったのでしょうが、
私にとって、それは、骨董でした。

あと、やはり、仕事以外に、何か刺激を得るものが欲しかったということもあります。


そこから、色々と勉強し始め、熱中し始めると、
とことんハマるので、骨董のコレクションをし始めた次第です。


ただ、本来の目的であったストレスからの開放は、解決されたはずですが、
人間欲が深いもの、集めると、もっと上を目指したくなります。

より良いコレクション。よりたくさんのコレクションをという風に。。。


ある意味、困ったものですが、ただ、もっと上手になりたい。
もっと勉強したい。もっと出世したい。もっといい暮らしをしたい。


そんな高校生、大学生の時に持っていた欲望も、年を取るごとに失っていきます。

そんな意味では、もっと収集したいという欲望は、良いことだと思ってます。


何かをしたいという欲望は、人を成長させてくれます!



自分自身が骨董になるのは、まだ早く、(と言っても、今だと、ガラクタという評価しかありません。)
何かを作り出すアーティストになるべきです。

今は、もっともっと学び、自分自身の価値を高めていくしかなく、
いつの日か、骨董と評価されるようになっておきたいものです♪


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コレクションの整理、ヤフオクで処分してみた結果。【考察編】 - 2017.08.26 Sat

前回の続きです。

今回、ヤフオクで整理したことで気づいた点。

・コレクターが多い分野だと、処分が簡単で、損しない。
・現代アートなどの絵などは、価値が定まっていない分、処分が難しい。
・誰もが欲しがるものは、楽に売れる。


という事です。

ま、今回の場合は、物が日本の骨董で、比較的コレクターが多く、
値段も、手軽に購入し易い価格帯だったのも良かったと思います。


これが、いくら良いものでコレクターが多くても、100万円以上するものであれば、
売ることが難しかったかもしれません。

その辺、良いもの過ぎると売るのは大変かも。。。
今後、そういう機会があれば、検証してみたいと思いますが、
今は、まだそういうものはありません。(笑)


あと、私の場合は、性格上、全てデータを残しています。

ヤフオクや古美術商で購入した際、購入日、購入価格、どういう経緯で購入し、
ヤフオクであれば、どのくらいの人が競り合ったのか?競り合われた価格帯は?
という感じで、データをとっておけば、売却時に非常に参考になるでしょう。


さて、話を元に戻すと、今回の売却は、コレクション費用を作るためのものです。

欲しい物があるからと言って、どんどん増やしていくと数が増えていくばかりです。
気づけば、部屋中に溢れ、押し入れにしまいこんでしまう結果になるかもしれません。

私は、そんな事をしたくなく、できれば、コレクションの質を高めていきたいです!

本当に良い物が、5つくらいあるだけで満足です!

逆に、5つしか持たないという風に決めておけば、より厳選したコレクションになるはずですし、
昔買ったコレクションを処分したり、下取りして、コレクションを購入できればと考えてます。

今回は、コレクションを1つ売り、37000円回収できました。


でも、一度、所有したコレクションを売却するという行為、
ものすごく決断が必要です。なぜなら、売りたくないからです。


断捨離(ダンシャリ)という行為!


断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。


一見、コレクターの心理とは異なる考え方なのかもしれませんが、
処分していくという行為も時には必要なのだと思います。

選:コレクションを吟味し、厳選する。
転:コレクションを転売し、回転させる。
質:コレクションの質を高め、コレクターとしての質も高める。

名付けて、選転質(セン・テン・チ)

う~ん。ちょっと考えてみましたが、断捨離のようにかっこよく名付けれませんでした。(笑)

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コレクションの整理、ヤフオクで処分してみた結果。 - 2017.08.26 Sat

コレクターにとっての一番の課題、購入資金!

少しこの壁に突き当たっています。

あれもいいな。これもいいな。じゃ、全部ください。

とは言えず、僅かなお金でやりくりをしないといけません。

最近は、目が肥えてきたので、良いなと思うものは全て高いものばかり。


仕事で稼ぐしか方法は、残されていませんが、もう一つの方法。

コレクションを整理することです。

コレクションをし始めた当初、まだ自分自身の方向性が決まっておらず、
いくつか日本の骨董品を買っていました。

ただ、よくよく考えると、自分の方向性とは違うし、
楽しませてもらったので、処分していってもいいかと思うようになりました。


問題は、うまく処分できるかどうかという点です。


売却したいものは、ヤフオクで購入したもので、古美術商ではありません。

購入時の価格は、42000円。

楽しませてもらった分と購入後、多少、傷つけていたので、
35000円ぐらいで売却できればと考えておりました。

ですので、ヤフオク掲載時に、1000円からスタート。
即決価格は、37000円に設定して始めた所。

ウォッチリストに41名登録されたあと、2日後に即決されてました!
(2日間の間に9人が競り合い始め、その後、即決)

意外にすぐに売れてしまったので、びっくりです!

もしかすると、買値より高く売れたかもしれませんが、後悔はなく。

購入時が、42000円で売却時が37000円なので、
5000円で1年半近く楽しめたことになります。



やはり、良いものには、買い手が付きます!


今回の件で、ふと思ったのですが、骨董品は、値上がりしない分、
価値が定まっているので、売却したい時、楽に手放せます。


一方、現代アートの絵などは、価値が定まっていない分、売るに売れません。


そういう意味では、ある程度、需要がある骨董品のほうが、
コレクターとして楽しむ分には、気が楽なものといえるでしょう。

100万円で購入したものでも、90万円で売れると分かっていれば、
実質10万円の負担という考え方ができるからです!


今回の件は、非常に勉強になりました!!!!


次のブログでは、売却時のことに関して、もう少し具体的に書いてみます。


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ガンダーラ作品。サザビーズでの落札価格。 - 2017.08.23 Wed

サザビーズのサイトを眺めて、どんなガンダーラ像があるのかなと見ていた所。

こんなものはありました。

ガンダーラ

個人的には、あまり興味惹かれないものですが、注目すべきは、その値段。


落札予想価格が、40000-60000€(520万円~780万円)だったのに対して、
落札額は、223500€(およそ、2900万円)


落札予想価格は、オークション会社の専門家が、これという値段を付けるはずですが、
実際に競り落とされたのは、その4~5倍の値段。

これは、予想外の高値ということになるのでしょうか?


私自身、こんな高い買い物したことがないので、なんとも言えませんが、
これまで見て、勉強した感覚で言うと、日本だとやはり、
落札予想価格が妥当なのかと思います。

3000万円は結構高すぎ???

と言っても、現代アートの作品に比べれば、
古代の美術品は、圧倒的に割安だと考えています。

いずれにしても、今後、古代美術に注目される日が来るのではないでしょうか?

いつの日か、サザビーズのオークションに参加したいものです!
(と書いておけば、夢はいつか叶う!と信じて。)

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平山郁夫シルクロード美術館(ガンダーラコレクション) - 2017.08.08 Tue

以前から行ってみたかった平山郁夫シルクロード美術館に行ってきました!

東京から電車で3時間、山梨の甲斐小泉というところにあります。

その2つ隣の清里という町で1泊。
(清里という町、私はよく知りませんでしたが、軽井沢みたいに結構、有名な場所らしいです。)

この付近、こんなに森があるんだなと思うほど、深い森の中に囲まれていました。
木や土の臭いが漂う場所でした。夏なのに、涼しく過ごしやすい!

ペンションに1泊し、朝、うぐいすの鳴き声で目が覚め、7時から吐竜の滝を見て朝食。

ガンダーラ

ガンダーラ

吐竜の滝

ペンション、付近には、温泉に入れる施設などあり、非常に良かったです。
(ペンションのおばあさんも親切でした。ちなみに、ペンションは、ペンション林林


さて、昼から目的の平山郁夫シルクロード美術館へ!

かなり辺鄙な場所にあるので、人は少ないのかなと思っていましたが、
意外に、人は来てました。

今、古代ガラス展が開催されていて、ガンダーラの展示は、
思ったよりかは少ないなと思いましたが、良い物が見れたので満足です。

(シルクロード関連のものが9000点あるそうなので、他にもたくさんガンダーラはあるのでしょう。)
平山郁夫シルクロード美術館

平山郁夫シルクロード美術館

平山郁夫シルクロード美術館

平山郁夫シルクロード美術館

平山郁夫シルクロード美術館

平山郁夫シルクロード美術館

平山郁夫シルクロード美術館

なかなか良質のガンダーラのコレクションが見れる場所は少ないですが、
平山郁夫シルクロード美術館は数ある少ない場所の1つだと思います。
(2017年5月から写真撮影もOKだそうです。)

追伸:
残り見学したいリスト

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ガンダーラ:石像とストゥッコ(化粧漆喰) - 2017.08.05 Sat

ガンダーラと言えば、石像(片岩)とストゥッコの2種類があります。

こっちが、片岩の仏像。
ガンダーラ

こっちが、ストゥッコの仏像。
ガンダーラ

これまで、ストゥッコと聞いたことはありましたし、見たこともありましたが、
詳しく調べたこともなかったので、この機会に、少し勉強してみたいと思います。

以下、Wikipedia参照。

ストゥッコとは漆喰のこと。

ガンダーラ美術では、ストゥッコは片岩と並んで彫刻の材料に用いられ、
ハッダからはストゥッコ像の出土例が多いそうです。

(伝統的な化粧しっくいは、石灰と砂と水から作られる。)


ちなみに、ハッダとは、アフガニスタン,
ジャラーラーバードの南 8kmにある仏教遺跡。


ハッダ

3~5世紀頃栄え、ギリシア様式の仏教美術が石材でなく、
ストゥッコを用いて表現されている。

ガンダーラ仏教美術の石製彫刻から始まりますが、200年ほど後れて
3世紀ごろからストゥッコ製彫刻が盛んに造られるようになります。



ストゥッコの特徴としては、素手で比較的簡単に壊したり傷つけたりできる程度の硬さ。


石灰自体は通常白く、化粧しっくいの色は骨材に由来するか、または顔料を加えて着色する。
石灰は硬化した後も若干の水への溶解度があるため、ひびが入っても雨に濡れると
自然にひびを埋めるなど、自前である程度の修復を行う特性を持つ。

だとのことです。

ストゥッコ製の仏像の顔のものをこれまでよく見かけました。

個人的には、仏像の顔似はあまり興味がなかったことと、やはり、
石と比べると、壊れやすそうな気がして、これまで特に気にはしていませんでした。

ただ、今日、骨董ジャンボリーでよく出会う古美術商の方に、
ストゥッコ製の像を見せてもらいました。(仏像ではなく、ギリシャ風)


へー、こんなストゥッコの像もあるんだなと興味津々。

という訳で、今日は、ストゥッコの勉強をしてみました!


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夏のデザイン・フェスターに行ってみた。キモカワ人形購入。 - 2017.08.05 Sat

今日、以前から気になっていたデザインフェスタに行ってきました。

デザインフェスタ201708


現在、東京ビックサイトで夏のデザインフェスタが開催中です!

あと、偶然にも、骨董ジャンボリーも開催中だったので、同じ場所で2つ堪能できました!


骨董ジャンボリーは、いつものごとく、参加者の年齢層は高く40代以上でした。

一方、デザインフェスタは、20代の参加者が中心で、しかも8割くらい女性。

デザインフェスタ201708

ノリとしては、大学の学祭のような雰囲気でしたが、それぞれのお店が
個性的で、普段お目にかかれない面白い商品が販売されていました。

値段も、そんなに高くありません。

作品自体は、洗練されている訳でもないのですが、
創造性、工夫を凝らしたものが多く見ているだけでも楽しかったです!


デザインフェスタ201708

デザインフェスタ201708

デザインフェスタ201708
このキモカワ人形、気になって買ってしまいました。(笑)


他にも、ダンスなどのパフォーマンスもあったりと、入場料1000円でかなり楽しめました!

デザインフェスタ201708

明日も、開催しているので、よければ、参加してみてください♪


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良いなと思った骨董品は、300万円!骨董収集は、資金力。。 - 2017.08.03 Thu

もういつの間にか8月で、2017年も折り返しになりました!!(早)

イランに旅行してから、3ヶ月経ちます。

いろいろとやりたいことはありますが、お金もなく、今は、仕事に精を出す日々です。


つい先日、良いなと思うガンダーラのアトラス像を見つけ、
古美術商の所に行き、値段を聞いてみた所。


値段は、なんと300万円!

確かに、すごくクオリティーがよく、これまで見た中では、一級品だと思います。

でも、300万円だと、流石に流石に手が出ません。T_T
(ガンダーラ関係の老舗のお店なので、その価格が当たり前なのかもしれませんが。)


最近、目が肥えたせいか、良いなと思うのは、100万円以上します。

目が肥えたのは良いことですが、お金がなければ買えません。<(`^´)>


もっとお金を貯めなければ!!!!と思います。

サラリーマンであれば、ボーナス、副業、投資などで増やすことができるかもしれません。
私の場合は、小さい会社を、フランス人の友達と2人でやってます。

ボーナスもないし、安定もしていませんが、会社が儲かれば、その分、収入も増えます。

ただ、今のままだと、売上げも頭打ちなので、収入を増やすためには、
新しいビジネスを考えないといけないです!


コレクターになるためには、お金がかかる。。。。


ただ、上を目指すのは、それはそれで悪くはない気もします。

いつか、300万円の骨董品でも気軽に買えれるようになりたいです!


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Author:tomotopus2
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