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2018-06

現代アート業界と骨董業界の違い。骨董が脚光を浴びるためには。 - 2018.05.29 Tue

前回のブログの続きです。

ちょっと気になり、現代アートと骨董業界との違いについてもう少し考えてみました。

現代アート
・ギャラリーが、作家のPR,ブランディングをして商品価値を高める。
・既存作家がいて、供給が継続的にある。
・コレクターが多く、多くの参加者がいるため販売網がしっかりしている。
・購入後、値上がりの期待ができる。


骨董(古美術)
・古美術商は、どちらかというと受け身姿勢。
・古美術は、新しく生産できず、数が限られている。
・コレクターは年配層で、販売網がしっかりしておらず、閉鎖的。
・基本的には、値上がりの見込みはない。


という感じに分けることができると思います。

現代アートが良いか、骨董品が良いかどうか言う前に、
そもそも、ビジネスの仕組み自体がぜんぜん違うのです。

私は、古美術作品は、非常に優れたものが多く、しかも安いと思ってますが、
業界の仕組みが違うので、評価されずにいると思います。


では、古美術(骨董)に脚光が当たるようになるにはどうすれば良いのだろうか?

私の考えだと、

1:まず、10歳位の小学生に、古美術の良さを知ってもらう。

→これは、人間には、10歳と40歳くらいの頃に収集する時期がくるそうで、
10歳の時に興味を持っていれば、お金を自由にできる頃に収集し始めます。

川に、幼魚を放流し、大人になり、川に戻ってくると言う感じです。

多感な時期に、古美術に慣れ親しませておくことが大事でしょう。



2:骨董業界全体がもっと顧客開拓、ブランディングに力を入れる。

→現代アートのようにもっとPRすべきです。あと、若い人、海外の人にも、
日本の骨董の良さをPRしていくなど、古臭いからおしゃれだという風に
認識を変えることが大事です。


今、骨董を買うと、金持ちの道楽、変わり者扱いです。

もっとおしゃれなファッション雑誌と骨董とのコラボや骨董にハマっている若い人
(有名人ならなおよし)へのインタビューなどあっても良いような気がします。。
今の骨董雑誌は、若者向けではなく、明らかに年配向け。。

なんでも鑑定団は、骨董業界には良い番組ですが、それでもやはりオシャレ感がなく、
(私は、大ファンですが。。。)。いい話としては、Zozotownの前園さん、現代アートだけではなく、
骨董にもハマっているそうなので、彼のような人がもっとたくさん出てPRするようになれば、
新たな若いコレクターが生まれてくるのではと思います。


3:販売、売却などの仕組みを明確化する。


→残念ながら、業界を盛り上がるためには、骨董好きなコレクターだけではなく、
現代アートのように投資目的で参入する人も必要です。

(投資目的からコレクターになる可能性もあります。)

骨董の良くない点は、買ったら最後、売るに売れないという点です。

100万円で買ったのに、処分しようとしたら10万円にしかならない。
という状況だと、奥さんは、まず購入を許してくれないでしょう。

でも、100万円で買ったものが、処分する際に200万円になっていた!
という状況になれば、誰も文句は言わないし、もっと気軽に購入できるようになります!


という感じで、好き勝手に分析してみました。。。

でも、骨董も、現代アートのようにもう少し盛り上がってくれれば、
私としても、もっと気軽に購入したりできるようになるのでしょうが。。。

特に、私の場合は、売買の点に関して。。。実は、今、欲しいものがありますが、
買ったら、おそらく簡単には処分できないので、いまいち、一歩進めません。。
余分なお金もないし。悩ましい。。。



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需要と共有の関係による価格上昇(日本のウィスキーの人気) - 2018.05.05 Sat

先日、ブログで書きましたが、ペルー旅行が駄目になり、
10月に行こうと思っていたフランスへ急遽旅行先を変更することにしました。


急ぎ、フランス旅行のためのお土産を買おうと思い、
昨日から、いろいろとお店周りをしています。


意外に、東京は、外国人向けのなかなかお店が少なく、毎回、困っていますが。
(京都、鎌倉などの観光地は、たくさんお土産物屋があるのですが。。)

個人的には、海外出張、旅行向けの外国人向けプレゼント専門店があってみ良い気がします。


さて、いつもは日本酒を買うのですが、日本のウィスキーも良いのではないかと思い、
酒屋さんに行ってみましたが、山崎、余市などのウィスキーの年代物(12年、18年)は、
昨今の日本ウィスキーブームで品切れ。ほとんど手に入らないそうです。


余市

今買えるのは、ヴィンテージ物ではなく、新しくできたばかりのものだとか。。。。

そもそも、今のような状態になったのは、日本のウィスキーの余市が、
世界で最も権威あるウィスキーの賞、WWAとISCで2001年に受賞したのに続き、
毎年、響や白洲、竹鶴が受賞し、世界的に有名になったことがきっかけでした。


余市
(価格ドットコムの余市12年ものの価格変動)

本来、余市の12年ものの小売価格は、6000円程度ですが、
今では、およそ9倍の54,000円でネットで買うことしかできないようです!!


おそらく、まだまだ値段が上がっていくのでしょうね。。。


もともと6000円で買えたものです。

何が変わったかと言えば、賞を取り、知名度が上がり、誰もが飲みたくなったということ。


これって、現代アートの価格上昇の仕組みと非常に似ていると思いませんか?

安くて、良い物は、人より早めに見つけ、キープしておく。

誰もが注目するようになってからだと、手に入りません!

そう言えば、数年前、友達と入ってバーで山崎12年もののボトルを買いました。
でも、今では、そういうことも難しくなったのでしょうね。。。。。


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損をしないための骨董品(日本美術)の売却方法。 - 2018.03.04 Sun

先日から書いているコレクションの売却方法!(最終編)

ガンダーラに関しては、専門業者に売却するのが最も良い方法だと書きましたが、
私の専門外の日本美術に関しての売却方法はどうすれば良いのか?


先日、骨董業界に詳しい方に聞いてきました。


最も良い方法は、業者市(交換会)で売却する方法だとのことでした。



数十万円くらいのものであれば、ヤフオクでの売却も可能でしょう。
ただし、数百万円クラスのものになると、ヤフオクでは買い手が見つかりません。

そういった一級品の日本美術を売却する場合は、業者市(交換会)に
出品するのが一番高くコレクションを処分できる方法なのだそうです。


ただし、この業者市は、業者しか参加できません。

会により、いろいろと条件があるそうなのですが、参加するには業者で、
かつ、すでに参加している会員2名以上の推薦が必要だったりと、
かなり閉鎖的な場所なようです。


普通、コレクションを処分する場合は、買取業者に買い取ってもらいます。

でも、基本的には、二束三文で買い叩かれます。
というか、そもそも業者自体、よく価値が分かっていないケースもあるそうです。


そういったものを、自分の店で売るのではなく、交換会に持ち込み、
価値が分かる他の一流の古美術商に買い取ってもらうのだそうです。

交換会を主催する主催者は、この会での売上に準じた%が利益になるそうで、
当然、出品されたものを高く他の業者に買い取ってもらえるように頑張って、
業者同士に競り合わせるのだそうです。


言ってみてば、業者専門のサザビーズやクリスティーズのオークションです。

ただし、この会はあくまで業者だけの秘密で、かつて、どこかの出版社が、
交換会で売買された額を開かれた情報にするべく、雑誌にそのデータを
載せた所、業者から広告を出稿されなくなり、廃刊になったとかなんとか
言う話をなにかの本で見たことがあります。

なかなか表に出てこない情報ですが、一流の日本美術を売る場合は、
この交換会に出品するのが一番なのだそうです。


だから、本当に良い物を持っている場合、古美術商の言うままに、
二束三文で売るのではなく、よくよく考えて売却することをオススメします。


自分で購入したものであれば、ある程度、価値が分かっているので良いのですが、
遺産として受け継いだ場合は、価値がよく分かりません。それにつけ込み買い叩かれる。
(すべての業者がそうであるとは言いませんが、やはり、彼らも商売ですから。。)

でも、結局、安く買い叩かれると、売り手は、嫌な思いしか残らず、
結果的には、骨董愛好家が減少する原因にもなり、業界自体が尻すぼみ。

コレクターも業者も、Win-Winの関係を築ける日がくればと思います。


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ガンダーラ仏(古美術)の購入、売却における注意点 - 2018.02.26 Mon

あれから、少し、ガンダーラ仏(美術)に関しての購入、
売却に関して調べてみたことをまとめます。

まず、購入に関してです。

基本的には、ガンダーラ美術に関しての作品は、
真贋を判断できる業者は数少ないです。


ネットでの購入は、非常に危険で、古美術商や展示会などの業者販売でも、
やはり、よく分かっていない業者がほとんどで、真贋を見抜けていないようです。

ですので、ガンダーラ仏を購入する場合は、専門の古美術商で買うほうが安心です。
(私の知っている限りでは、ガンダーラ専門の業者は、日本で数軒)


売却に関しても、同じことが言えます。


結局、ガンダーラ作品をよく分からない業者が多いので、
買い取る時は、安値で買い取ります。


やはり、売却する際は、専門業者。

これは、何もガンダーラだけに限らず、
すべてのコレクションに対して同じことが言えます。

以前聞いた話だと、自分のよく知らない分野の物を買った場合、そのまま、
業者市に持っていき、そこで業者は仕入れたものを業者に買い取ってもらうそうです。


だから、もしコレクションがあっても、同じ業者に一纏めに買い取ってもらうのではなく、
専門業者にそれぞれお願いしたほうが、高値で買い取ってもらう可能性が高いでしょう。
(茶道具なら茶道具専門店、刀剣なら刀剣専門店、ガンダーラならガンダーラ専門店)


あと、売却する際は、良い品であることが重要です。

大したものでない場合、業者の方も、買い取ったあと、
さばききれないので、買ったとしても安い値段で購入します。

逆に、良いものであれば、買い手も多いので、高く買い取ることが出来ます。

購入する際に、多少高くても、結果的には、得をする!

10万円のものを10つ購入し、買取価格数万円より。
100万円のものを1つ購入し、買取価格70万円のほうが良いでしょう。


私が、昵懇にしているガンダーラ専門店だと、
そこで買ったものであれば、7割がけで買い取ってくれると言ってました。

7割位で買い取ってくれるのであれば、実質3割で買ったのと同じです。

ロレックスの時計200万円を購入し、10年使いだおした後、
140万円で売却できれば、10年間で60万円(年6万円)で
楽しめたことになります。

そう考えれば、骨董にお金をかけるのもありかとは思います。

ただ、本当は、買った値段より、もっと高く買い取ってもらいたいのが本音ですが。
(10万円で蚤の市で購入した絵が、実は数億円のゴッホの絵だったとか。(笑)

結局は、目利きが重要になり、古美術商曰く、たくさんのものを見ることだそうです。

今日、贋作だと言われるガンダーラ仏を写真で見せてもらいましたが、
私的には、どこが贋作なのか分かりませんでした。。。
(年々、贋作技術は向上しているそうです。)

コレクターへの道は、まだまだ遠いです。

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ブログを見た方からのお問い合わせ。 - 2018.02.24 Sat

最近は、仕事が忙しく、先週は、名古屋に出張に行ったりと、
少しバタバタして、心の休まる暇がありません。


出張ついでに犬山城でも見ようかと思いましたが、行けず、
でも、名古屋名物「ひつまぶし」は堪能できました。
(ただ、きしめんは食べ損ねました。)


そんな中、なぜか、立て続けに、私のブログを見た方から問い合わせがありました。

いずれも、骨董品の売却方法に関してです。


私自身、まだまだ駆け出しのコレクターで、人のコレクションに対して、
的確にアドバイスできるような立場ではありません。。


でも、多少は、役に立てることもあるかなと思うことをメールしておきました。

私の良いところであり悪いところは、困っている人がいるとつい助けたくなることです。

仕事でも、そんなわけなので、仕事以外のこともついつい助けたくなり、
やらなくてもいい仕事が増えます。(笑)

以前、フランス人のお客さんから、ラブレターの翻訳をお願いされ、
さすがにそれは、断りましたが、いつも、こんな感じです。。。

ただ、コレクターの方からの問い合わせは嬉しいですし、同時に、
写真でコレクションも見ることができるので、好奇心をそそります。


他人のコレクションを見る機会はそうそうありません。。。
いつもネットで、「骨董収集 コレクター」などと言ったキーワードで検索しますが、
全く情報が出てきません。。。

また、困っている人を助けることが、ふと気づくと、後々、
良いご縁になったり、ビジネスに結びつくこともあります!

(今、私がしている仕事も、そんな延長線です。)

悩みを聞くことで、私自身も、勉強になります。


さて、話がずれてきたので、戻しますが、コレクターにとっての、
コレクションの売却方法は、収集する以上に難しいことです。。。


これさえ、もっとしっかりと確立されていれば、
骨董コレクターももっと増えると思ってます。

ただ、一方で、真贋の問題やお金が絡む問題なので、
なかなか簡単には行かないでしょう。。


せっかくの機会なので、なんとかすべく、いろいろと調べてみようと思います。。

売却に関しては、私もそうですし、
コレクターの人にとっては興味があるテーマですから。。


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